最新情報！医院に「CAD/CAМシステム」を導入しました！
朝倉歯科医院医にCAD/CAMシステムを導入しました。
CAD／CAMとは？
CAD／CAMとは今まで歯科技工士が全て手作業で制作していた補綴物をコンピューターを用いて型採りと被せ物の作成を行うシステムです。近年歯科医療で使用され、治療と技工作業の効率化、品質の向上に繋がっています。CAD／CAM冠（CAD/CAMで作られた被せもののことです）の材質はレジン、ハイブリット、セラミック、ジルコニア等で金属アレルギーの方に有効です。また、同じ保険適用の金属の歯に比べ「色が白い」という大きな特徴があります。
CAD／CAM冠は前歯、小臼歯に適応となります。第二大臼歯が上下左右4本そろっていて咬合に無理がない場合に限って上下左右の第一大臼歯に適応となります。
CAD/CAM冠のメリットとデメリット
◆メリット
・天然の歯に近い硬さのため、かみ合う歯に対して負担がかからない。
・金属色でない白い歯なので銀歯より目立ちにくい。
・保険が適用されるため、自由診療に比べ、金銭的負担が少ない。
・金属を使用していないので金属アレルギーの心配がない。
・機械を使用するため、短時間で制作できる。
◆デメリット
・プラスチックの性質上、傷がつきやすくプラークが付きやすい。
・ゆがみを生じやすいため、金属やセラミックと比較すると被せものが外れてしまうことがある。
・銀歯よりも費用が高い。
・天然歯やセラミックの歯に比べ、透明感が少なく色が単調になる。
・セラミックや金属に比べ、強度が劣る。割れやすい。
・時間の経過とともに、劣化・変色・着色する。
・治療時に歯を削る量が多い。
ハイブリッド、セラミック、メタル、材質選びが重要です。
セラミックやジルコニアはプラークが付着しなく歯周組織との調和が良く色調の再現性ができ強度も優れていますが、保険外治療となります。
このシステムを院内ラボのある当医院では、歯科医師と歯科技工士が連携をとりながら自然な色合いで違和感なく補綴物を調整し装着していきます。
従来からのメタル冠治療も咬み合わせ・耐久性・適合性を考慮すると優れていますので、何が一番自分の歯に適しているか、補綴コンサルをお勧めします。
